BIOGRAPHY
Box Car Racer
トム・デロング:
Vo, G, songwriting (アルバムではBも担当)
トラヴィス・バーカー:
Ds, songwriting, arrangements
「ボックス・カー・レイサーは俺達に色んなことを試す、そして別の音楽的側面を表現する機会を与えてくれたんだ」-トラヴィス
デイヴィッド・ケネディ:
G (Over My Dead Body)
アンソニー・セレスティーノ:
B (サポート・メンバー)
【 バンド名の由来 】
トラヴィスが高校卒業直後に在籍していたバンド名で、トムが気に入りこのプロジェクト名に決定。トラヴィスの説明によれば、スピードが出る車の”Boxcar
Racer”ではなくて、”Box Car Racer”の方で特別な意味はないらしい。
しかし、トムにとってこのバンド名はもっと政治的、宗教的意味合いがある。「”世界の終わり”がテーマ、そんないかれたことを曲を書いてたんだ。知ってる
と思うけど、ヨハネの黙示録ってさ”世界の終わり”について語ってるだろ。ある時、その黙示録の中で描かれている”世界の終わり”って第二次世界大戦のこ
とじゃないのかなって思い始めたんだ。それで第二次世界大戦のこと詳しく調べてみたら、長崎に原爆を落とした飛行機が”ボックスカー”*だったんだ。その
時はぞっとしたよ!そんな名前をバンド名にしたくなかったんだけど、意味が判明した時にはもう手遅れだったんだ。トラヴィスの野郎って感じだったよ、まっ
たく」、とトムはバンド名に対する想いを語っている。
*正式には”Bockscar”。しかし、”Boxcar”と間違って綴られることが多い。
【 アルバムが誕生するまで 】
このセルフ・タイトルのアルバムは、トムのヘルニアが原因でBLINK
182のヨーロッパ・ツアーをキャンセルした時にホーム・タウンのサンディエゴで制作された。ソングライティング、そしてレコーディングと全ての作業には
肉体的苦痛を伴うものだった。しかし、彼は短期間で全曲を書き上げ、ヴォーカル、ギター、ベースまでこなすという離れ業を成し遂げた。彼の想いが詰まった
このアルバムは必ず胸に突き刺さるはずだ。トムとトラヴィスをプレイヤーとして再評価するには最高のアルバムだ!
【 BLINK 182は大丈夫! 】
サイド・プロジェクトがスタートし、BLINK182の活動はどうなる?と心配しているファンの皆さん、安心して下さい。4/17から6/17の2ヶ月間、グリーン・デイとダブル・ヘッドライナーという話題の”Pop
Disaster Tour”に出ているBLINK
182は、ツアー終了後新作の為の作業に入る予定。順調に行けば年内に新作が聴けるかも!?