Biography
ボロディン弦楽四重奏団
第1ヴァイオリン:ルーベン・アハロニアン Ruben Aharonian
第2ヴァイオリン:セルゲイ・ロモフスキー Sergei Lomovsky
ヴィオラ:イゴール・ナイディン Igor Naidin
チェロ:ウラディーミル・バルシン Vladimir Balshin
1945年に結成され、1955年旧ソ連邦政府よりボロディンの名が与えられ、ボロディン弦楽四重奏団と命名される。初代メンバーはロスティスラフ・ドゥビンスキー(1stヴァイオリン)、ウラディーミル・ラベイ(2ndヴァイオリン)、ルドルフ・バルシャイ(ビオラ)、ヴァレンティン・ベルリンスキー(チェロ)。ルーベン・アハロニアン(ヴァイオリン)とイゴール・ナイディン(ヴィオラ)が1996年にメンバーとなり、2011年にセルゲイ・ロモフスキー(ヴァイオリン)がメンバーに加わった。初代メンバーとして62年にわたってカルテットを支えたチェロのヴァレンティン・ベルリンスキー(チェロ)は2007年夏に引退し、ウラディーミル・バルシンにバトンを渡した。ショスタコーヴィチはボロディン弦楽四重奏団の初代メンバーと親交深く、作曲にあたっても様々な相談を受けたという。時代の変遷に従い必然的にメンバーは交代しているものの、その縁は連綿と受け継がれ、ショスタコーヴィチの演奏においていまだ他の追随を許すことなく、多くの比類ない名盤を生み出してきた。