『1224 -THE ORIGINAL-』について

2017.10.20 TOPICS

このたびリリースを発表しました『1224 -THE ORIGINAL-』について、多くのお問い合わせをいただいておりますが、
一部誤解を招いていることもございましたので、内容についてあらためてご説明させていただきます。

もともと1224をリリースした2001年の時点では、4:3の画格の編集済みビデオマスターしか存在しておりませんでした
(そしてそこには一部欠損がございました)
1987年当時、もともとフィルムで撮影されていたことはわかっておりましたが、そのオリジナルフィルムの存在については判明しておりませんでした。
ところが近年、そのオリジナルフィルムが発見されました。
このフィルムを調べたところ、欠損もない完全な状態であることがわかりました。
そこで、35周年を期に、オリジナルフィルムから起こしなおした作品を発表しようということになり、LAのスタジオでテレシネという作業を経て、丁寧なレストア作業、そして4Kベースで最高の状態でデジタライズを行いました。
また、前嶋輝氏により全く新しい編集を行い、その編集データをLAに送って、有名なポストプロダクションであるROUNDABOUT STUDIOのハリウッドで活躍する当代一流のカラーリスト、オペレーター達によりまったく新しい作品としてよみがえったのが、今回の「1224 -THE ORIGINAL-」です。

フィルムベースですので、ならではの深い味わいのある映像となりました。
そして今年だけでも「MINORITY REPORT(4K版)」や「GLADIATOR(4K版)」など数多くの名作のレストアやカラーリングを手がけるGREGG GARVINの手によるカラーリングを経て、高画質、高音質、初のHD、初の16:9によるリアルなGIGがここによみがえりました。
完全新編集ですので、これまで見られなかったステージ上のショットもたくさん見ることができます。

12月12日のZEPP試聴会は、この作品を大画面、大音量で体感できる唯一の機会です。
是非このチャンスにふるってご参加ください。