「後悔しないことはない」

ある人の言葉です。

「あとあと後悔しないように行動しなさい」と言われますが、結局はどのような行動を

とっても少なからず「後悔」は生じるということです。　

これはネガティブなことではありません。「後悔」を通して人は常々、自問自答し反芻し

自身の心に問いかけるのです。

「どうだったのか。正しかったのか」

勿論、それで結果が覆ることはありません。この世にはタイムマシーンもありません。

「バタフライ・エフェクト」（アシュトン・カッチャー主演映画）のような能力も存在しません。

大事なことは問いかけ考えることだと思います。

後悔を少なくする方法はあると思います。それは

「自分らしく今を精一杯生きること」

このことは「個人の生」のみではなく、共に生きる人たちも含みます。

親、兄弟、配偶者、友人等、自分の人生の中で密接にかかわっている人たちとともに

今を生きるということです。

後悔は必ずあっても今を精一杯、自分らしく生きる。

そうすることが「命あるものの生き方」であり、「故人への手向け」ではないかと今は思っています。