「作文」

好きでしたねぇ。思うがままにいろいろな事を20×20マスの原稿用紙に

書いていく。幼少期から妄想好きだったので、時にはとんでもない作文をして

クラスでの朗読発表会で大笑いをされたことがあります。しかも授業参観日でした。

いま、文章を自分のペンで書く人は少なくなってきているかもしれません。

パソコン、スマフォの普及による弊害でしょう。

キーボードやスクリーンで文字を重ねる行為と、実際にペンや筆を持って

紙に書いていくアクションには大きな違いがあります。

不思議なもので「テンポ」「リズム」「アイデア」等の喚起のされ方が

異なるのです。自分の手で書いた方が私は筆が進みますね。

鉛筆等でない限り、一度書いたものは消せない、という点もネガティブではなく

良いことだと私は思います。ワープロ等だと打ち直しができるので、元々の文章そのものが

消えてしまいますね。

消した痕跡、元の文章もあってこそ、あとで読み返した時にいろいろと感じることも

あると思うのです。