「The People’s House」 の新MVが公開
最新アルバム『Forever』。このアルバムの収録曲「The People’s House」に、2023年のグラミー賞最優秀新人賞にノミネートされた夫婦デュオ、ザ・ウォー・アンド・トリーティが参加したヴァージョンのミュージック・ビデオが公開された。
Bon Jovi - (with The War And Treaty) - The People’s House (Official Music Video)
このミュージックビデオは現地時間9月10日、米テネシー州ナッシュビルにある橋の上で撮影されたもの。この撮影の最中に、橋から身投げしようとしていた女性にジョンが気づき、ゆっくりと近き言葉をかけて救助したことはアメリカだけではなく日本でも大きく報道されて話題となった。尚、ジョンは女性のプライバシーに配慮し、傷つきやすい状態にある個人を尊重するためにこの件についてはコメントすることを控えていると関係者が語っている。
このミュージック・ビデオでは、橋で歌うジョンの他にも、ゲスト参加しているザ・ウォー・アンド・トリーティが歌うシーンなどが使用されている(女性の救助は夫婦デュオとジョンの3人が橋の上で撮影し、ジョンがソロで撮影したあとに起こった)。ザ・ウォー・アンド・トリーティの二人は米PEOPLE誌のインタビューにて、ジョン・ボン・ジョヴィの印象については「ジョンは想像以上の方でした」と語り、「彼がどれほど親切で、どれほど素晴らしく、どれほど寛大であるか、言葉では言い表せません。人と会う時に思い浮かべるどんな言葉よりも、彼は素晴らしかったんです」と話している。
ザ・ウォー・アンド・トリーティは、マイケル・トロッター・ジュニアとターニャ・トロッターによるナッシュビルの夫婦デュオだ。彼らはザック・ブライアンとのコラボ曲「Hey Driver」が全米シングルチャートTOP20入りを記録し、黒人デュオとして初めてカントリー・ミュージック・アソシエーションやアカデミー・オブ・カントリー・ミュージックにノミネートされ、2023年にはグラミー賞の最優秀新人賞にもノミネートされてるという経験をもつ人気デュオだ。