映画効果でボブ・マーリーの名盤が前週比2500%を記録。ラジオ・オンエア・チャート初の1位も獲得
5月17日に日本で公開され、アジアで最高のオープニング興収を記録している映画『ボブ・マーリー:ONE LOVE』。公開5日間で早くも国内観客動員10万人&興行収入1.5億円突破し、「今の時代にこそ観るべき映画」「ボブの歌声を映画館の大音量で聴けるなんて最高」「既に3回観た」などファンを中心に大きな盛り上がりを見せている。この映画の反響を受け、ボブ・マーリーのCDやストリーミングなどに大きな影響が出ている。
ボブ・マーリーのほとんどの作品の発売元であるユニバーサル ミュージックには今回日本のみでCDとLPが発売となったサントラだけではなく、ボブ・マーリーの名盤の注文が相次いでいる。米タイム誌が「20世紀最高の音楽アルバム」に選び、映画劇中でもその制作場面が登場する『Exodus』や、名ライヴ盤『Live!』、ベスト盤『Legend』などの出荷枚数の前週比が最大で2,500%を記録している。
(前週比出荷枚数比較)
『Exodus』791%
『Legend』257%
『Live!』2,500%
また、映画の劇場で販売されているサントラCDも好調な売り上げを見せており、特に昔からレゲエ人気が高いことでも知られる大阪府岸和田市にある、映画館「ユナイテッド・シネマ岸和田」では、映画公開初日~週末に初回分の入荷枚数が売切れ、異例の盛り上がりを見せている。あわせて、デジタルストリーミングでも映画公開後に再生回数が急上昇を見せており、映画公開前と比較してボブ・マーリー全体の再生数は310%を記録している。
日本のラジオ・オンエア・チャートでも好調を見せており、2024年5月13日~5月19日の全国総合・洋楽チャートにて「One Love / People Get Ready」は1位を記録(プランテック調べ)。ボブ・マーリーの楽曲が同チャートで1位を記録したのは今回が初となる。
さらに、InstagramのReelにて、映画のタイトルにもなった楽曲「One Love / People Get Ready」を使ったユーザーの動画の投稿が急激に増えている。公開前に同音源を使用した動画の投稿数はデイリーで約500個だったが、公開日5月17日の1日だけで5,605個の動画が投稿。ペット、スポーツ、旅行、料理、車、バイクなど、様々なジャンルの動画に使用され、映画公開をきっかけに、彼のピースフルなメッセージをこめた楽曲が世代を超え、様々な形で広まっていることが見受けられる。
Instagram Reel「One Love / People Get Ready」投稿ページ一覧
https://www.instagram.com/reels/audio/2159387617707533/?hl=ja
こういった盛り上がりを受け、5月11日のボブ・マーリーの命日の日にYouTubeで配信されたMV/LIVEスペシャルの再配信も決定。こちらは5月26日(日)夜9時よりユニバーサル ミュージック洋楽のYouTubeチャンネルにて公開され、約95分にわたってボブ・マーリーのMVやライヴ映像がプレミア公開される(アーカイブなし)。
【5月26日(日) 21:00~】ボブ・マーリー:映画大ヒット記念!LIVE/MVスペシャル【再放送】