6月号CUTでビリー・アイリッシュ初表紙! 全方位から全力で、ビリーへの愛を叫ぶ!

2020.05.21 MEDIA - MAGAZINE

5月19日発売の『CUT』2020年6月号では、「ビリー・アイリッシュが好きすぎる!」と題し、全世界を魅了している18歳のスーパーヒーロー、ビリー・アイリッシュの30Pに及ぶ大特集を掲載している。

今年のグラミー賞で主要4部門を史上最年少で独占するといった世界的評価はもちろんのこと、代表曲“bad guy”がドラマ主題歌に起用されるなど、日本でも高い人気を誇る、ビリー・アイリッシュ。
特集は、彼女の写真と名言で構成したビジュアル企画や、ビリーのオリジナリティとクリエイティビティが爆発しているMVのレビュー、最新楽曲 “No Time To Die”についてのテキストやビリーと同世代“Z世代”のアーティスト紹介など、多方面から彼女の特別性を検証する大充実の内容だ。

中でも、ビリーの発言を8つのテーマにカテゴライズしそのアイデンティティに迫った、ロングテキストは必見。ライター・中村明美氏が洋楽誌『rockin’on』にて彼女に独占インタビューした際のエピソードなども盛り込みながら、ビリー・アイリッシュがこれほどまでに愛され、支持されるゆえんを徹底的に分析している。

例えば、ビリー・アイリッシュのアイコンでもあるダボダボとした服について、なぜこのスタイルを好むのか、ファッションへのこだわりを彼女はこう語る。

私は世界に私のすべてを知ってもらいたくない。だから私はバギー(ダボダボ)な服を着る。その下に何があるのか見えないから、私について意見を言えない。お尻がペッタンコとかブリケツしてるとか、誰も言えない。だって私の身体を誰も知らないんだから(笑)

私がファッションで主張したいのは「自分が好きならどんな格好をしてもいい」ということ。肌を露出した服を着たいなら着ればいい。露出した服を着る女の子たちを差別的な言葉で表現する人たちがいるけど、それは違う。私はファッションでみんなを自由にしてあげたいだけ

そのほか、「ビリー・アイリッシュが育ったのはどんなところ?」「アイドルは、ジャスティン・ビーバー」「ビリー・アイリッシュの表現は、なぜダークで自己破壊的なのか?」といったテーマで紹介される彼女の生き様が表れた強烈な言葉の数々に、ファンならずとも圧倒されることだろう。

私たちはなぜこんなにも、ビリーに惹かれるのか。すでにビリー・アイリッシュが大好きな人も、これからビリーを知るという人にも手にとってほしい、必読の特集だ。