商品紹介
シューマン夫妻とブラームスの関係性をテーマにした天才ピアニストのニュー・アルバム
30歳にしてすでに世界中の批評家、聴衆から変わらぬ人気を得ているグローヴナー。今回リリースされるのはシューマン夫妻とブラームス、3人の作曲家の作品を採り上げ、その関係性をテーマにしたアルバムです。最初の作品はシューマンの8曲からなるピアノ曲集《クライスレリアーナ》。E.T.A.ホフマンが創り出した架空の人物、ヨハネス・クライスラーを描写していますが、クライスラーの浮き沈みのある、夢見がちな性格は明らかにシューマン自身の悲劇的な躁うつ病の傾向を反映しています。グローヴナーは作曲家のこの正直な自己表現に対して、卓越した優しさ、見事な多様性、想像力豊かな共感で応えています。シューマンの愛した妻クララによるメランコリックな《ロベルト・シューマンの主題による変奏曲》、そしてブラームスが自身とシューマン夫妻との間にあった複雑な関係性に魅力的な光を与えた作品、《3つの間奏曲》も収録されています。シューマンの《夕べの歌》はグローヴナーの編曲です。
曲目
[C D]
シューマン:クライスレリアーナ 作品16
1
第1曲: Äußerst bewegt
2
第2曲: Sehr innig und nicht zu rasch
3
第3曲: Sehr aufgeregt
4
第4曲: Sehr langsam
5
第5曲: Sehr lebgaft
6
第6曲: Sehr langsam
7
第7曲: Sehr rasch
8
第8曲: Schnell und spielend
シューマン:
9
3つのロマンス 作品28より 第2番 嬰ヘ長調(Einfach)
10
花の曲 作品19
11
ピアノ・ソナタ 第3番 ヘ短調 作品14より 第3楽章:Quasi variazioni (Andantino de Clara Wieck)
12
夕べの歌 作品85の12(グローヴナー編)
クララ・シューマン:
13
ロベルト・シューマンの主題による変奏曲 作品20
ブラームス:3つの間奏曲 作品117
14
第1番 変ホ長調
15
第2番 変ロ長調
16
第3番 嬰ハ短調