商品紹介
説得力あるプログラミングによる聴き応えのある演奏
英国の若手ピアニスト、ベンジャミン・グローヴナーの最新盤は「オマージュ」と題されたユニークなもの。これまでの彼のアルバムも、どれもプログラミングに特徴があり、演奏でだけでなく、アルバム全体が一つの作品として強い主張を持っていたのですが、今回もそれに負けず劣らず興味深い作品が並んでいます。今回のアルバムも、彼のコンセプトによると、メンデルスゾーンとフランクの作品はともにバッハへのオマージュであり、ショパンの舟歌はリストへのオマージュとのこと。確かに曲のスタイルは違いますが、根底に流れているものに目を向けると、彼の意図がはっきり浮かび上がってくるようです。聴き応えのある意義深い1枚です。
曲目
1
J.S.バッハ(ブゾーニ編):シャコンヌ
2
メンデルスゾーン:6つの前奏曲とフーガ Op.35より第1&5番
3
フランク:前奏曲、コラールとフーガ
4
ショパン:舟歌 嬰ヘ長調 Op.60
5
リスト:ヴェネツィアとナポリ S.162