BIOGRAPHY
ベイ・シュー / BEI XU
7歳の頃から学校のコーラス・グループのリード・シンガーとして活躍し、様々なコンクールやコンサート等に出演。
20歳で渡米。インディアナ大学に入学しビジネス/会計学を学びながら、歌とピアノのレッスンを続ける。渡米1年目に、サンフランシスコで開催されたアジアン・アメリカン・ページェントに出演し、タレント・コンクールで優勝する。インディアナ大学を卒業後、ニューヨークに移ったベイは、程なくジャズに魅了され、30年間ジャズを教え、ニューヨーク周辺で活動するジャズ・ピアニスト、チャールズ・シビルスキーに師事。他にも、効果的な発声法を教えることで定評のある、ジョージ・アクシルツリーのもとでヴォーカルのトレーニングに励む。ニューヨーク・ジャズ・シーンの仲間入りを果たした彼女は、歌を歌い、自分自身の音楽、自分自身のジャズで観客を酔わせる事そのものをエンジョイしているという。
その艶やかで豊かな声と、歌詞を伝える時の独特な表現で知られる彼女が歌うと、観客はあたかも彼女が自分たちと会話を交わしているかのような感覚に陥り、その甘く、暖かみのある声に導かれて、彼女の世界へと足を踏み入れる。ダイアン・リーヴスやカーメン・マクレエといったジャズ・ヴォーカリストの影響を受けたベイは、ジャズ・スタンダードを歌うことに力を注ぎ、ジャズのコート・チェンジやリズム、フィーリングを取り入れて伝統的な中国の歌を歌うことを得意としている。ベイはこの素晴らしいアメリカの音楽文化を中国に紹介し、他の多くの若い中国人アーティストたちに刺激を与えたいと考えている。2006年、ユニバーサル
クラシックス&ジャズからメジャー・デビュー。3枚のアルバムを発表し、現在に至る。