BIOGRAPHY

BAND AID 30


= バンド・エイド30について =

◆ボブ・ゲルドフがエチオピア飢饉救済のためにミッジ・ユーロと共に書いた「ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス?」(1984)から30年、今年はエボラ出血熱撲滅運動支援のためにイギリスを代表するアーティストが集結、36時間で新ヴァージョンが録音され、ビデオも作られた。
 
◆このプロジェクトは非営利であり、すべての収益はエボラ出血熱撲滅と戦う世界の運動のためにBand Aid trustに送られます。
 
◆2014年11月15日(土)にロンドンのSARM STUDIOSでレコーディングが行われた。
SARM STUDIOS:Island Records創始者のクリス・ブラックウェルが創設、数多くの有名アーティストが使用、1984年の「ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス?」もレコーディングされた。
 
◆参加アーティスト(24組)(アルファベット順):
アンジェリック・キジョ、バスティル、ボノ(U2)、クリス・マーティン(コールドプレイ)、クリーン・バンディット、ディスクロージャー、エド・シーラン、エルボー、エリー・ゴールディング、エミリー・サンデー、Fuse ODG、ジェシー・ウェア、ジミー・ネイプス、ミッジ・ユーロ、オリー・マーズ、ワン・ダイレクション、パロマ・フェイス、ポール・エプワース、リタ・オラ、ロバート・プラント、ロジャー・テイラー(クイーン)、サム・スミス、シニード・オコナー、アンダーワールド
 
◆プロデューサー:ポール・エプワース(アデル『21』、ポール・マッカートニー『NEW』、コールドプレイ『ゴースト・ストーリーズ』など)、ミッジ・ユーロ
 プロジェクトのエグゼクティヴ・プロデューサー:ボブ・ゲルドフ、ミッジ・ユーロ、ジョン・ケネディ
 
◆カバー・アート:トレイシー・エミン(TRACEY EMIN)
1999年のターナー賞にノミネート、2007年のヴェネチア・ビエンナーレの英国代表に選出、2011年ロンドンのロイヤル・アカデミー・オブ・アーツにドローイング部門教授として迎えられる(同校史上初の女性教授2名のうちの1人)。現在最も著名な英国出身の女性アーティストの一人。
 
◆ボブ・ゲルドフのコメント
80年代の素晴らしいミュージシャンとスターが「ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス?」をアフリカ飢餓救済支援のためにレコーディングしてからもう30年になる。
今年は、やはりアフリカで、治療不可能なウィルスであるエボラ出血熱で亡くなっている人たちのためにレコーディングした。飢餓も病気も、貧困の結果である。
だから、寄付に感謝します。そして、この活動を支援してくれることに感謝します。
“ポップ”は小さなアート・フォームだけれど、こんなにも強力になれるのです。参加してくれてありがとう。
ボブ・ゲルドフ
 
(原文)
It is 30 years almost to the date when the great musicians and stars of the ’80’s gathered to record Do They Know It’s Christmas on behalf of the starving in Africa.
This year it will be for those dying of an untreatable virus, Ebola. Again in Africa. Both starvation and disease are the consequence of Poverty.
So thank you for donating and supporting the cause
Pop may be a small little art form but look how powerful it can be. Thanks for joining us.
Yours sincerely
Bob Geldof
 





BAND AID 20


= バンド・エイド20について =

●1984年にボブ・ゲルドフとミッジ・ユーロによって書かれた「ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス?」。”バンド・エイド”による1984年のオリ ジナル・レコーディングから20年、”バンド・エイド20″よるニュー・ヴァージョンがリリースされる。シングルの収入はすべてバンド・エイド・トラスト に送られ、アフリカ、スーダンのダルフール地区の飢饉の犠牲者の救済に使われる。バンド・エイド・トラストは、1985年以降今月のライヴ・エイドDVD のリリースまでにアフリカの飢饉救済のために約155億円($144m/£77.5m)以上を費やしてきている。

◆参加アーティスト(アルファベット順):
ASH(ティム・ウィーラー)、ダニエル・ベディングフィールド、ナターシャ・ベディングフィールド、ビヴァリー・ナイト、バステッド(ジェ イムス・ボーン、マット・ウィリス、チャーリー・シンプソン)、コールドプレイ(クリス・マーティン)、ザ・ダークネス(ジャスティン・ホーキンス、ダ ン・ホーキンス、フランキー・ポーレイン、エド・グレアム)、ダイド、ディヴァイン・コメディ(ニール・ハノン)、ディジー・ラスカル、ミス・ダイナマイ ト、エステル、フィーダー(グラント・ニコラス)、ジャメリア、ジョス・ストーン、ケイティ・メルア、キーン(ティ ム・ライス・オクスリー、トム・チャップリン)、レマー、モロコ(ロェシーン・マーフィー)、モーチーバ(スカイ・ゴードン)、ポール・マッカートニー、 レイチェル・スティーヴンス、レディオヘッド(トム・ヨーク、ジョニー・グリーンウッド)、ロビー・ウィリアムス、シャズネ・ルイス、スノウ・パトロール(ギャリー・ライトボディ、ネイサン・コノリー、マーク・マクレランド、ジョナサン・クイン、トム・シンプソン)、シュガーベイブス(ハ イディ・レンジ、ムティア・ブエナ、キーシャ・ブキャナン)、スーパーグラス(ダニー・ゴフィー)、ザ・スリルズ(コナー、ダニエル、ベン、ケヴィン)、 トラヴィス(フラン・ヒーリィ、ダグラス・ペイン、アンディー・ダンロップ、ニール・プリムローズ)、トゥーリン・ブレイクス(オリー・ナイツ、ゲイル・ パリジャニアン)、U2(ボノ)、ウィル・ヤング
◆エグゼクティヴ・プロデューサー: ミッジ・ユーロ
◆プロデューサー: ナイジェル・ゴッドリッチ(レディオヘッドなど)

●2004年11月14日にロンドンのAir Studioでレコーディング。ロビー・ウィリアムスは、LAのレコーディング・スタジオからすでに彼のパートを送っていた。ダイドもオーストラリアから ヴォーカル・パートを送る形で参加した。

●U2のボノは、1984年オリジナル・ヴァージョンに続いての参加。バンド・エイドとバンド・エイド20の両方に参加した唯一のアーティストである。 11月14日の夜、アイルランドからロンドンに飛んできて、20年前と同じパート “Well, tonight thank God it’s them instead of you” を歌った。「当時みたいに、むき出しの感情で歌っていないよ。今回は、もっとささやくようなアプローチをとったんだ」(ボノ、英プレスより)。オリジナ ル・ヴァージョンの時と比べ、円熟さは増したが変わらぬエモーショナルなヴォーカルを聞かせる。

●バンド・エイド20が発表された時、ミッジ・ユーロはこのようにコメントした。
“このニュー・シングルはバンド・エイド・トラストへの基金を上げるためだけではない。アフリカと、特にダルフール地区における飢饉問題に焦点を戻すため だ。今回のラインナップは、この国が才能で満ち溢れていることを証明している。”