5年ぶりにカルテット新アルバムを発表!先行トラック解禁!
テルアヴィヴ生まれのトランペッター、アヴィシャイ・コーエンが5年ぶりとなるカルテット作品『ネイキッド・トゥルース』をリリースすることが発表され、先行トラック「Naked Truth (Pt. 2)」がリリースされた。
本作は、これまでECMからりり―スした作品とは異なり、初とも言えるほぼ全編インプロヴィゼーションの作品。
今年9月に南仏ペルヌ・レ・フォンテーヌで行われたレコーディング・セッションで生まれ、完成した、まさに「その瞬間」を捉えた音楽であり、即興の組曲という形式を取った作品となっている。
ピアニスト ヨナタン・アヴィシャイ、ベーシスト バラク・モリ、ドラマー ジヴ・ラヴィッツと、皆イスラエル出身の気心知れるミュージシャンとのセッションでは、それぞれが直感的な理解を共有し、微妙に変化する音楽の強調点を互いに敏感に察知しているのを感じられる。
アルバムの最後に、コーエンはゼルダ・シュナーソン・ミシュコフスキーの詩「Departure」を朗読。そのテーマは放棄、受容、解放であり、音楽の雰囲気と見事に調和し、全編を通してコーエンのトランペットの音色には、生々しい美しさと脆弱さが共存している。
アヴィシャイ・コーエン『ネイキッド・トゥルース』
Avishai Cohen / Naked Truth
2022年2月25日(金) リリース
UCCE-1190