アヴィーチーが新曲2曲のミュージック・ビデオで監督デビュー!
2度のグラミー賞ノミネート経験を持ち、AMA(アメリカン・ミュージック・アワード)で栄冠に輝いたプロデューサーでDJのアヴィーチーが、10月2日(金)発売のニュー・アルバム『STORIES』の先行ダブルシングル「For A Better Day」および「Pure Grinding」のミュージックビデオを世界に向けて初公開。監督デビューを果たした。
「すべての曲には伝えたいストーリーがある」と語るアヴィーチー。彼はその物語を、映画仕立ての新作ミュージック・ビデオでも伝えている。レヴァン・ツキティシュヴィリとアヴィーチーがメガホンを取ったビデオは2本とも、この夏にハンガリーで撮影されたもの。共に社会問題がベースにあり、アクションシーンも多い。
「For A Better Day」では、TVシリーズ『Wallander』で世界的に知られるスウェーデンの名優クリスター・ヘンリクソンのカメオ出演を、アヴィーチー自らセットアップ。このビデオでは、児童売買という国際的な悲劇にスポットを当てている。
ファンを熱狂させ、ローラーコースターのように気分をアゲるライヴパフォーマンスで知られるアヴィーチー。彼は、自分の音楽には聴く人を楽しませる力だけでなく、別の意図も持たせたいと語る。「もっといい生活をさせてやるという約束は時として、何組もの家族や子供たちがこの世で最も卑劣な奴らの道具として利用されるという結果を招く。それこそが、僕がもっと声をあげて議論したいと思っていることなんだ。特に今は、戦争で荒廃した国々から、安全と安住の地を求めて移動してくる家族がかなりたくさんいるからね」。さらに詳しい情報を知りたい人は<UNICEF.org>をチェック。
一方、「ギターのリックとサックスのメロディが、プロデューサーのセンスあふれる見事にトラップのきいたビートと絶妙にマッチした、スウィング・ファンクという一服の清涼剤のよう」と『ビルボード』誌が評する「Pure Grinding」のビデオでは、愉快でアクション満載の映像を通して、1人のならず者が自業自得の結末を迎える様子が描かれている。セルジオ・レオーネ監督の西部劇の現代版を思わせるような内容だ。
アヴィーチーのニュー・アルバム『STORIES』には、彼が音楽の世界に自分自身を追い込み、否応なしにキャッチーなメロディや私的なテーマを作るという使命をキープしようとしたこの2年間で生まれた16のオリジナルナンバーが収録されている。その成果であるこれらの音楽は、アルバムのビジョンをベースにしながら、芸術性にしっかりと裏打ちされている。『STORIES』ではまた、アレックス・イーバートやマティスヤフ、ワイクリフ・ジョン、ザック・アベル、ギャヴィン・デグロウ、ザック・ブラウンら、音楽界でもとりわけユニークなスタイルを持つシンガーやソングライターとのコラボも実現。