ニュー・シングル「ザ・コンフリクト・オブ・ザ・マインド」をリリース、MVも同時公開
1月にアンセミックなシングル「ユア・ブラッド」をリリースしたノルウェーのポップ・アーティスト、オーロラが、催眠術のようなニュー・シングル「ザ・コンフリクト・オブ・ザ・マインド」をリリースした。
レディー・ガガ、ウィロー、ヤングブラッド、グライムスなどを手掛ける、クリス・グレートティがプロデュースとレコーディングを担当し、オリヴィア・ロドリゴ、レディー・ガガ、コナン・グレイなどの作品に携わった、ミッチ・マッカーシーがミックスを担った。落ち着いたメロディーと遠くの躍動的なビートのバランスをとりながら、オーロラのピュアでアクロバティックな歌声が引き立った楽曲となっている。
また、オーロラ自身が共同で監督も務めたミュージック・ビデオも同時公開された。自分のアイデンティティを失うことなく、周囲に溶け込もうと奮闘する姿を描いており、心の葛藤を抱えた家族がテーブルを囲んでいるシーンを通じて、その痛み、やがて訪れる心の平和を描いているような内容となっている。
新曲についてオーロラは「 私は痛みがあるとき、自分を孤立させることがあるの。でも時が経つにつれ、私は愛する人に寄り添うという大きな名誉を、周りの人々から奪ってしまっていることに気づいた。その奥底には、闇の底には美しさがある。一度本当の意味で心を開けば、もう存在しないと思っていた自分を見つけることができるの。そしてそれはきっと美しい。手遅れになる前に、周りの人と話をして。どんな家族も痛みを抱えている。語り合うことは、癒す上で大切なことなの。嵐の後には平和が訪れるから。」とコメントしている。
オーロラは、2016年のデビュー以来3枚のスタジオ・アルバムを発表し、数々の音楽メディアから称賛を受けている。さらに、2019年公開のディズニー映画『アナと雪の女王2』では“不思議な声”役として作品内で声の出演を果たし、劇中歌「イントゥ・ジ・アンノウン」にもフィーチャリング参加。翌年に行われた第92回アカデミー賞では、イディナ・メンゼルなどを含む世界10か国のエルサとともにパフォーマンスを披露するなど、オーロラの成功はとどまるところを知らない。
「ユア・ブラッド」と「ザ・コンフリクト・オブ・ザ・マインド」は、この若いアーティストの新時代を象徴し、進化し続ける彼女の個性的な旅の新たな章の幕開けとなる。