アナログ

アルヴォ・ペルト:Tractus [直輸入盤][2LP]

トヌ・カリユステ Tõnu Kaljuste

フォーマットアナログ
組み枚数2
レーベルECM New Series
発売元ユニバーサル ミュージック合同会社
発売国EU
録音年2022年9月
録音場所エストニア、タリン、メソジスト教会
指揮者トヌ・カリユステ
演奏者Maria Listra(ソプラノ [LP 2: SideA: 1])、Marrit Garretz-Traksmann(ピアノ [LP2: Side B: 3])、エストニア・フィルハーモニー室内合唱団(LP 1: Side A: 1, Side B: 1, LP 2: Side B: 2, 3)
楽団タリン室内管弦楽団

商品紹介

エストニアの指揮者が同郷の国民的作曲家の世界を合唱と弦楽で表現した意欲的最新作

エストニア出身の指揮者、トヌ・カリユステが同じくエストニア出身の国民的作曲家アルヴォ・ペルトの作品を取り上げたニュー・アルバム《Tractus》が「ECM New Series」より発売されます。弦楽オーケストラと合唱が組み合わされた作品が取り上げられています。新ヴァージョンのものが多く、長い間ペルトの盟友であるトヌ・カリユステが指揮するエストニア・フィルハーモニー室内合唱団とタリン室内管弦楽団による意欲的な演奏は聴く者を惹きつけます。オープニングの曲《Littlemore Tractus》は19世紀のイングランドの神学者、ジョン・ヘンリー・ニューマンの説教からの慰めについての考えをその出発点としていますが、この曲から録音全体の雰囲気が作られています。その特徴をまとめると内省すること、そして過去と和解すること。ドイツの音楽学者で批評家のヴォルフガング・ザンドナーはこのアルバムにある幅広く心に訴えかけるレパートリーについて、ライナーノーツで「音と静寂、音楽と言葉がアルヴォ・ペルトの作品の中で対話し続けている。しかし声楽と楽器も、世俗と異教も、互いに補い合っている。礼拝の儀式が宗教的なコンサートに代わり、共通の起源を示す流れを作っている」と述べています。収録されている作品は聖書、礼拝、あるいは他のキリスト教のテキストに基づいているか、あるいはそれらから発想を得ています。カリユステによって感動的に編曲された合唱、弦楽器、ピアノのための《Vater Unser》がアルバムの最後を締めくくります。
《Tractus》は1984年に初めてアルヴォ・ペルトの音楽を広めた《Tabula rasa》の延長線上にあるアルバムです。ペルトとプロデューサーのマンフレート・アイヒャーとの共同作業は40年続いています。「私たちの新しいレコード作りの共同作業はいつもお祝い気分です。非常に生き生きとしていて、何かが常に作り続けられています」とペルトは話しています。
「音楽と言葉―アルヴォ・ペルトの作品では明らかにそれが核となっている。言葉が聞こえない時でも、音楽にテキストがない時でも、言語の力がその主題となっている」(ヴォルフガング・ザンドナー)
すべての歌詞とヴォルフガング・ザンドナー(ドイツ語)とKai Kutman(英語)のライナーノーツが掲載されたブックレット付き。

曲目

[LP 1]

● Side-A

アルヴォ・ペルト:

1

Littlemore Tractus(もう少し長くのばした)(2000/2022)(T.カリユステ編)

アルヴォ・ペルト:Greater Antiphons(1988/2015)

2

I. O Wisdom

3

II. O Adonai

4

III. O Root of Jesse

5

IV. O Key of David

6

V. O Morning Star

7

VI. O King of all People

8

VII. O Emmanuel

● Side-B

アルヴォ・ペルト:

1

Cantique des degrés(1999/2002)

2

Sequentia(2014/2015)

[LP 2]

● Side-A

アルヴォ・ペルト:

1

L'abbé Agathon(アガトン師)(2004/2008)

● Side-B

1

These Words...(2008)

2

Veni creator(2006/2009)

3

Vater unser(2005/2019)(T.カリユステ編)

発売予定日
2024-02-02
価 格
オープン・プライス
品 番
485-9167

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