パキスタン出身アルージ・アフタブ、ヴァーヴとの契約を発表!

2021.12.09 TOPICS

ニュー・アムステルダム・レコードから発表したアルバム『Vulture Prince』が、グラミー賞「最優秀新人賞」と「最優秀グローバル・ミュージック・パフォーマンス賞」(「Mohabbat」) にノミネートされている作曲家/シンガー・ソングライターのアルージ・アフタブが、ヴァーヴ・レコードと契約したことを発表した。
 

 
パキスタン出身のアルージ・アフタブは、バークリー音楽大学を卒業し現在はニューヨークを拠点に活動。これまでテリー・ライリーやアビダ・パルヴェーンなどの楽曲を演奏し、リンカーン・センター、ル・ポワソン・ルージュ、ニューヨーク近代美術館などで公演を重ねてきた。
2018年に発表した「Lullaby」は、NPR「21世紀を生きる女性による最優秀楽曲」、NYタイムズ「ベスト・クラシカル・ミュージック・トラックス・オブ・2018」に選出されている。

 
クラシックのミニマリズム、ニューエイジ、エレクトロニック・トランス、ジャズの間を浮遊するような音楽が特徴で、グラミー賞にパキスタン出身の女性がノミネートされるのは史上初の快挙。

ピッチフォーク、NPR、ペーストの「ベスト・オブ・2021」にも選出、NYタイムズは「パキスタンに生まれ、現在はブルックリンに住むアロージ・アフタブは、古代の詩の形式であるガザルを西洋に向けて発信している。この歌は2つの世界の架け橋ではなく、独自の世界を創り出している。」とレヴューで絶賛。バラク・オバマ元大統領が発表した「サマー・2021・プレイリスト」にも選出され話題を集めていた。

 
「アルージと2枚のアルバムを制作できたことは、私たちにとって大きな喜びでした。彼女は今日活躍している最も幅広い創造性を持ったアーティストの一人であり、私たちが常に深く尊敬しているレーベルであるヴァーヴとの新しい関係の下で、彼女がどのように発展していくのか期待しています。」
 - ニュー・アムステルダム・レコード共同アーティスティック・ディレクター、ジャッド・グリーンステイン

「アルージをヴァーヴ・レコーズのファミリーに迎えることができて、とても誇りに思います。アルージは今回のノミネートで歴史に名を残しました。今後さらに多くのリスナーに彼女の音楽に触れてもらう機会を作る手助けができることを楽しみにしています。」
 - ヴァーヴ最高責任者、ジェイミー・クレンツ

 
併せて、米ラジオNRPの人気コンテンツ「NPRタイニー・デスク・コンサート」のパフォーマンス映像が公開。ブルックリンにあるタウンハウスで撮影され、才能豊かなアーティストたちを彼女がリードしながら音楽を紡ぎあげていく様子が映し出されている。
 

 
 

アルージ・アフタブ『Vulture Prince』

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1. Baghon Main
2. Diya Hai
3. Inayaat
4. Last Night
5. Mohabbat
6. Saans Lo
7. Suroor