マンチェスターにて、チャリティーコンサート開催を発表
6月4日(日)、アリアナは再びマンチェスターに戻り、Emirates Old Trafford Cricket Groundにて、マンチェスターのテロ被害者へ向けてのチャリティーコンサート『ワン・ラヴ・マンチェスター(One Love Manchester)』を開催(現地時間6月4日(日)午後7:15開演予定)
出演者:アリアナ・グランデ、ジャスティン・ビーバー、コールドプレイ、ケイティ・ペリー、ファレル・ウィリアムス、アッシャー、テイク・ザット、ナイル・ホーラン
このコンサートの売り上げはイギリスの赤十字とマンチェスターが設立した「We Love Manchester Emergency Fund」を通じて、被害者の支援のために寄付されます。
また、アリアナは先日のテロ事件が起きた会場にいたファンへは、このコンサートのチケットを無料で提供。
チケットは現地時間6月1日(木)に発売予定。
このコンサートはBBCにて放映され、その他BBCラジオや、キャピタル・ラジオ・ネットワークでもオンエア予定であり、また、デジタルパートナーを通じて世界中にストリーミング予定。(詳細は後日発表)
上記の正式発表する前に、アリアナは下記の通りツイッターで心情をファンへ明かしています:
【訳】
マンチェスターでの襲撃事件で犠牲になった方々とご遺族の方々に、私の想いと祈りを寄せつつ、心からお悔やみを申し上げます。
私はもとより、誰が何をしたところで皆さんが感じていらっしゃる苦痛を取り除くことも、気持ちを楽にしてさしあげることもできないでしょう。
それでも私は、皆さんが何らかの形で私の助けを求めているなら、必要としているなら、この手を、心を、与えられるものすべてを差し出します。
今、私たちにできるたったひとつのこと、それは自分が今度のことにどう影響されて、この先どう生きていくかの選択です。
私はこの1週間、ファンの方々や皆さんのことを絶えず考えていました。
一連の出来事への皆さんの対応は、お伝えしきれないくらい感動的で私は誇らしい気持ちになりました。
この1週間、皆さんが互いに示した思いやり、優しさ、愛、強さ、そして一体感は、
月曜日の出来事のような邪悪な事態を引き起こす背景にあるに違いない忌むべき意図とは正反対のもの。
皆さんは対極です。
皆さんが感じているに違いない苦痛や恐怖、また、経験しているに違いない心的外傷を思うと胸が痛みます。
なぜこんなことが起こってしまうのか、私たちには理解できないでしょう。
なぜなら、それは私たちの本質には無いものだから。だからこそ、ひるんではいけないのです。
私たちはここで退きもしないし、怯えながら活動していくつもりもありません。
こんなことで私たちがバラバラになるのは許さない。
憎しみが勝利するのは許さない。
私はファンの皆さんと会って、抱きしめて、励ましてあげることができないまま今年を終わりたくない。皆さんは私を励まし続けてくれているのだから。
このような暴挙に対する私たちの回答は、今までそうしてきた以上に心を寄せ合い、互いに助け合い、
もっと愛し、もっと大きな声で歌い、もっと優しく寛容に生きていくことに違いありません。
素晴らしく勇敢なマンチェスターという町に、私は戻るつもりです。
ファンの皆さんと共に時を過ごし、犠牲者やその家族の皆さんに敬意を表すると共に義援金を募るために。
マンチェスターへの愛を表明する私たちに協力の手を差し伸べてくれたミュージシャンの仲間や友人たちにも感謝したいと思います。
すべて確定したら、すぐに詳細をお知らせます。
デンジャラス・ウーマン・ツアーの企画に取り掛かったその日から私は、今回のショウは何よりもまず、
ファンにとって安全な空間であることを目指そうと言ってきました。
すべてを忘れ、楽しく騒いで、癒され、安心して自分を出せる場所。ネットで知り合った友達と会える場所。自己表現の場。
今度のことでそれが変わってしまうなんてあり得ない。
私のショウで会場を見渡せば、そこには美しく、多彩で、純粋で、幸せなお客さんが集まっている。
驚くほど様々な何千という人たちが、同じ理由でそこに集まっているのです。それが音楽。
音楽は地球上の誰もが分かち合えるもの。
音楽は人を癒し、呼び集め、幸せにするものであるはず。
そして、これからもそうあってくれるでしょう。
私たちが失ってしまった方々、その遺族の方々、私のファンの皆さん、そして今回の悲劇に影響を受けたあらゆる人たちに敬意を表し、
私たちはこれからも続けていきます。
私は皆さんのことを日々、思い、考えていくでしょう。
そして生涯、何をするにあたっても皆さんに思いを馳せるでしょう。
Ari