BIOGRAPHY
アヌーシュカ・シャンカール Anoushka Shankar
1981年ロンドン生まれの美貌のシタール奏者。父親はビートルズにも影響を与えた20世紀最大のインド古典音楽家/シタール奏者のラヴィ・シャンカール。ノラ・ジョーンズを異母姉に持つ。
16歳にして、故ジョージ・ハリスンがプロデュースしたラヴィ・ジーの97年作『チャンツ・オブ・インディア』にコンダクター&アシスタントとして参加。翌98年には初のソロ・アルバム『アヌーシュカ』を発表。以来、父のツアーに常に同行し、薫陶を受けた。
2002年のジョージ・ハリスン追悼コンサート『コンサート・フォー・ジョージ』では、父が作曲したジョージ追悼曲の指揮という大役を務め、ジェフ・リンやエリック・クラプトンらとも共演した。05年にはインド古典~ニュー・エイジ~エイジアン・マッシヴを融合した初のコンテンポラリー・アルバム『ライズ』をリリースし、グラミー賞ワールドミュージック部門にノミネートされた。07年、『水の旅(Breathing Under Water)』をリリース。ノラ・ジョーンズと初共演を果たし、スティングも参加した。その後、11年ソロ5作目『Traveller』をリリース。
ノラとアヌーシュカは、父親の故ラヴィ・シャンカールが2013年の第55回グラミー賞で生涯貢献賞を受賞した際、父親に代わって共に賞を受け取っている。アヌーシュカはまた、女性に対する暴力を根絶しようというキャンペーンにも参加し、自身の経験をもとに呼びかけている。