商品紹介
イオランタの複雑な心情をネトレプコが歌う
チャイコフスキーの何曲かあるオペラの中でもお伽噺のような優しい味わいを持つ「イオランタ」。盲目のイオランタとその事実をひたすら隠す父である王レネ、彼女の許婚ロベルトとその友人ボデモン。彼らを取り巻く人々。優しさを優先するが故に行き違ってしまう人々の心を、チャイコフスキーの美しいメロディがそっと包み込むという夢のような作品です。盲目であることを知らずに育ってきたというイオランタの複雑な心情をじっくり歌い上げるネトレプコには、いつしか円熟の風格が備わったようです。他の歌手もオーケストラも全てに調和の取れた美しい演奏です。
曲目
1
チャイコフスキー:歌劇「イオランタ」(全曲)