ナイジェリアの若者たちの抗議活動に触発を受けたシングル「Dignity」をリリース!
グラミー賞を4度受賞しているベナン出身のシンガー・ソングライター、アンジェリーク・キジョーがニュー・シングル「Dignity」をリリース、MVも公開された。
この曲は、拷問などで批判を受けていたナイジェリアの対強盗特殊部隊 (SARS)の解体を求める若者たちの抗議活動に触発されて制作されたもので、ドレイクやカニエ・ウェストからも称賛を集めているナイジェリアのアフロポップ・シンガー、イェミ・アラデ (Yemi Alade)をフィーチャーした力強い楽曲となっている。
30年にわたり深遠な力を持つ音楽を発信し続けてきたアンジェリーク。本楽曲のプロデュースはヴィテック・ダ・オーサム (Vtek Da Awesome)が担当し、人間の尊厳についての力強いメッセージが高らかに謳われている。アンジェリークは2019年にイェミ・アラデのアルバム『Woman of Steel』収録の「Shekere」に参加しており、今回はそれ以来のコラボレーションとなった。
MVは、楽曲のメッセージが故郷に想いを馳せたある移民の物語に載せている内容で、荒涼としたコンテナ・ヤードで撮影されたこの映像の中では、主人公がダンスを通じて自己救済を見出していく様子が胸を打つ振付で見事に表現されている。アンジェリークとイェミも登場し、このアップリフティングな楽曲を際立たせている。
「警察による暴力はアメリカでのみ起こっていると思っている人が多いが、実は世界中で起きているのです。この曲は暴力に反対するものであり、尊厳を持って人々や自然と向き合うべきというメッセージでもあります。母なる自然が私たちに与えてくれた尊厳を見失ったとき、果たして私たちは胸を張って歩くことが出来るでしょうか?」- アンジェリーク・キジョー
「Dignity (feat. Yemi Alade)」