ショスタコーヴィチ没後50周年！現代最高峰チェリスト、ヨーヨー・マとの新決定盤が登場！

2025.02.28 TOPICS

ネルソンス指揮ボストン交響楽団が、世界的チェリストのヨーヨー・マを迎え2つのチェロ協奏曲を新たに録音した。

ネルソンスとボストン響が10年にわたり取り組んできた《ショスタコーヴィチ・プロジェクト》は、これまでにグラミー賞「最優秀オーケストラ・パフォーマンス」を3度受賞、その解釈は世界的に高く評価されている。

今回録音されたのは、ショスタコーヴィチの円熟期に書かれた2つの「チェロ協奏曲」。「第1番」は、ショスタコーヴィチの友人であったムスティスラフ・ロストロポーヴィチのために書かれた、極めて難易度の高い作品として知られている。ヨーヨー・マのキャリア初期における重要な節目ともなった楽曲。
一方「第2番」は、ショスタコーヴィチの60歳の誕生日にあたる年に書かれた、より内省的な作品。ヨーヨー・マはシンフォニー・ホールの聴衆に紹介した際、「この作品は当時と同じように、今なお深く響きます。ショスタコーヴィチの芸術的真実とは、声なき者たちの声を代弁することだったのだと思います」と語っている。

本日より「チェロ協奏曲第1番変ホ長調作品107より第1楽章：Allegretto」が先行配信されている。