曲芸師に出逢ったんだ

ブルックリンかどっかその辺りで

人生とタクシーが飛ぶように去って行き

僕らはあのダンスホールをメチャメチャにしたよね

ポケットの小銭と地下鉄の車両

僕らの壮大なアイディアはがらがらのバーを埋め尽くした

君はきっとお月様か火星から来たんだろう

どっちにしたって　僕はもう家には帰らない

だから　さあ　太陽から錨を引き上げよう

数え切れないほどの街の灯りが瞬いていても

ナンバーワンはキミなんだ

僕がいまだに夜明けとともに

目が覚めるのはキミのせい

ただキミの顔が見たいばかりに

僕らはこれからどんどん強くなるよ

ヴァンパイアたちがいてもね　ベイビー

僕らはこれでいいんだ　しっかり目を開けていよう

ファイヤー・エスケイプで揺れながら

僕は願いの井戸から水を飲んだ

ジャンキーのメタラー御用達ホテル

メリーゴーラウンドに乗ったけど

何ひとつ上手く行かなかったね

ステージの上では赤茶けた僕の友人が

終わりについての歌を歌っていた

ライオンの巣穴の中の銀行家たちが

雪の中の物乞いみたいに手当たり次第に手紙を送ってる

だから　さあ　太陽から錨を引き上げよう

数え切れないほどの街の灯りが瞬いていても

キミは僕のナンバーワンだよ

僕がいまだに夜明けとともに

目が覚めるのはキミのせい

ただキミの顔が見たいばかりに

僕らはこれからどんどん強くなるよ

ヴァンパイアたちがいてもね　ベイビー

僕らはこれでいいんだ　しっかり目を開けていよう

ファイヤー・エスケイプで揺れながら

ファイヤー・エスケイプで揺れながら

ファイヤー・エスケイプで揺れながら

家路を辿る　キミと手を繋いで

リヴァー・ラインを彩る無数のタトゥー

朝の鳥たちは次々に飛び立ってゆく

どっちにしても　僕はキミに知っていて欲しいと思ったんだ

キミが僕のナンバーワンだよ

僕がいまだに夜明けとともに

目が覚めるのはキミのせい

ただキミの顔が見たいばかりに

僕らはこれからどんどん強くなるよ

ヴァンパイアたちがいてもね　ベイビー

僕らはこれでいいんだ　しっかり目を開けていよう

ファイヤー・エスケイプで揺れながら

ファイヤー・エスケイプで揺れながら

ファイヤー・エスケイプで揺れながら

ファイヤー・エスケイプで揺れながら

（訳：田村 亜紀）