2011年、22歳の若さでベルリン・フィルの首席クラリネット奏者に就任したアンドレアス・オッテンザマー。
デビューアルバム『ポートレイツ』や第2弾『ハンガリアン・コネクション』でその才能をまざまざと見せつけた彼の新作は、モーツァルトや彼に多大な影響を与えたシュターミッツ父子、フランツ・ダンツィという3人の作曲家にフューチャーした協奏的作品集です。それ以前に比較して管楽器の性能と役割が飛躍的に進化した時代“NEW ERA”に生まれたこれらの作品は、技巧的であるとともに、豊かな歌心に溢れた美しいメロディが特徴です。オッテンザマーは作品によって楽器を使い分け、最高の表現で対峙しています。さらにベルリン・フィルで日頃から共に演奏をしている仲間である、アルブレヒト・マイヤー、エマニュエル・パユとの気心の知れた者同士による絶妙のアンサンブルもまた作品の魅力を大きく膨らませており、特に木管楽器を学ぶ方には長く手元に置いて聴いていただきたい内容です。アレンジを務めたシュテファン・コンツは、ベルリン・フィルやフィルハーモニクスで活躍する若手チェリスト。多彩な才能に恵まれた名手たちが創り上げた“至高”のアルバムです!
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https://youtu.be/TbXa-jkAU6s