ACE COLLECTION「L.O.V.E.」 たつや◎によるセルフライナーノーツ
拝啓、君は…
「純粋な愛」
1人の女性への純愛を歌った曲です。
歌の中ではカフェで長いこと愚痴を聞いてたら、いつの間にかコーヒーが冷めちゃったり、そんな情景も歌ってたりします。その人と出会って視界に映るものの見え方、感じ方が180度変わって、その女性にとても特別な物を感じる、愛が溢れるストレートなラブソングです。
アレンジの面でもこの曲らしいストレートなアレンジにしました。
最後の「君は…」の後は皆さんの想像にお任せします!笑
WaVe
「自由な愛」
夏にピッタリな曲です!
鉛みたいな重たい心が沈む感情には浮き輪でもつけて全部浮かしちゃえ!みたいな感じで歌詞にも夏の言葉がたくさん出てきます!
メロディも跳ねたり少し浮いてる感じにしました。2番の歌詞に『一見無駄遣い40万の木の板』という歌詞があるんですけど、これはギターのことです。笑
ギターに興味ない人からしたらこんな木の板に40万円も注ぎ込むなんて馬鹿馬鹿しいじゃないですか。
でも、僕らはこの木の板にロマンを感じて、音の波を作ってる最高に素敵な職業をしています。だからたまには僕らのフィールドに来て、この海と砂浜と空と最高な景色に囲まれて何も考えずに一緒に息抜きしよう、たまにはそういう日も大事だ!音楽と海があれば無敵だっていう音楽を愛する歌です。
ワインレッドのラビリンス
「未練がましい愛」
1人の女性を忘れることができない愛の歌です。
バーの中で彼がシャンディガフを飲みながら隣に置いてあるグラスをみて女性を思い出しています。
相手の女性のミステリアスな雰囲気に惹きつけられて頭の中から消えなくなってしまっている。
その女性が作り出した「迷宮」に迷い込んでしまっている歌です。
歌詞に合わせてエロチックでメロディックでキャッチーなメロディーにストレートなバンドサウンドが合わさり、途中三拍子に変化させて「迷宮」の雰囲気を感じてもらえるように作りました。
Treasure
「仲間への愛」
僕たつや◎が地元埼玉から覚悟を決めて東京に出てきた時を思い出して書きました。
最近も新しい悩みは絶えずに積み重なっていくけれども、それらもいつの間にかメンバーやスタッフ、応援してくれてるファンのみんな、気がつけばたくさんの仲間の愛に囲まれていて、話しをしたり、メッセージを貰ったり、時には喧嘩したり、いろんな感情をもらってさらに強くなることができていろんな壁を乗り越えられてるなって思ってます。
辛い事も沢山あるのは当然ですが、それ以上に「今を生きられて幸せだ!」と胸を張って言えます。
この曲はそんなことを歌った歌です。
二人フタ色
「お互いを尊重する愛」
彼の理想になろうとする女性に対して、彼はそれも嬉しいけど君は君のままでいて欲しいと投げかける歌です。
お互いを尊重して、それぞれの色を大切にし合えば、混ざった時に鮮やかになる新鮮な感覚も忘れずにいられると思うよって歌です。
「無意識に人が綺麗と思う感覚と同じさ」という歌詞があるんですけど
人が月を見てあの形とあの光具合に綺麗だなぁーと思うのは根拠がなく、感覚的で理屈じゃない。
そんな感じで君に惹かれたのも同じ感覚。だからこそ代役は誰にも務まらないんだよ。という、そのままのお互いの色を愛し合いたいという歌です。
リアピックアップ
「ギターへの愛」
常に曖昧な返信、仕草をしている女性に対して
変に勘ぐったり被害妄想しちゃったり、それで胃が痛くなって時に
赤いSuhrのジャズマスターギターを描き鳴らしてそんなこと忘れてやろうという曲です。
歌詞にもある通り、送信取り消しからの『なんでもないおやすみ』がきてそのあと返信が途絶えた時の、止まらない被害妄想といったら自分を苦しめまくりますよね。笑
そんな時に歪ませたギターをかき鳴らしながら「あーーーーーー!」って言う歌です。
俺はこのギターがあればもういいという開き直って愛するギターをかき鳴らす歌です。
約束のしおり
「引き裂かれた愛」
引き裂かれる運命にあった2人の男女を描いた曲です。
会いたいけど会えない。相手が遠くで自分を思い続けてると信じて自分も相手を思い続ける。
今ですら会いたくてどうしようもない日もあったり、天の定めに悔しくなったりもする。
そんな日々の中、ずっと変わらずにその人を思い続ける歌です。
このタイトルにした理由は、作り上げてきた2人の物語、いつかまた会えた時その続きのページをめくろう と約束をしてしおりを挟んでるという意味です。
70億にただ1つの奇跡
「信じ続ける愛」
彼との交換ノートを片手に思い出の場所だった桜の木の前に立ち尽くしてる女性の歌です。
1番が女性の言葉、2番は交換ノートに彼が書いた文章、大サビからラストはまた女性目線の歌詞です。
彼は写真が好きで、交換ノートのページには「ネックレスをつけて笑う君の写真を財布に入れてるよ」って書いてあったり、何気なく2人でしたスゴロクの思い出が書いてあったりします。
そんな細かい情景を思い浮かべながら聴いて欲しい切ないラブソングです。