初のクリスマス・シングル「リトル・シングス」をリリース。ミュージック・ビデオも公開
ABBAが、グループ史上初となるクリスマス・シングル「リトル・シングス」を、本日CDシングルとしてリリースし、同楽曲のミュージック・ビデオも公開された。
この楽曲の収益はユニセフに寄付され、グローバル・チャイルド・プロテクション・ファンド(世界児童保護基金)の支援に役立てられる。
「リトル・シングス」
「リトル・シングス」オフィシャル・ミュージック・ビデオ
「リトル・シングス」は、今年度最速のアルバム・セールスを達成し、世界主要国全18カ国で、アルバム・チャート初登場1位を獲得したABBAのアルバム『ヴォヤージ』に収録の楽曲で、クリスマスの朝の悦びと、この特別な時期を家族で一緒に過ごすことを穏やかに表現した楽曲となっている。
メンバーのアグネタ、ビョルン、ベニー、フリーダは、「私たちは、女性のエンパワーメントなしに貧困を根絶することは不可能だと考えています。だからこそ、私たちはユニセフのグローバル・チャイルド・プロテクション・ファンド(世界児童保護基金)を通じて、少女たちを性的暴力から保護し、力を与えることを支援しています。私たちの楽曲「チキチータ」でも長年行ってきたように、私たちのアルバム『ヴォヤージ』からの「リトル・シングス」をユニセフに対しての2曲目となるクリスマス・プレゼントとして、支援することに決めました」と語っている。
これまでにグラミー賞やブリット・アワードを受賞し、長年のABBAファンでもある、イギリスのミュージック・ビデオ監督であるソフィー・ミュラー(代表作:グウェン・ステファニー、シャーデー、ビヨンセ、リアーナ、レディオヘッド、ビョーク等)が監督を務め、エグゼクティブ・プロデューサーは、ジュリエット・ラーサ(代表作:アルカ、カニエ・ウェスト、リトル・シムズ等)が担当。プロデューサーは、クリス・マードック(代表作:カイリー・ミノーグ、フランツ・フェルディナンド、マネスキン等)、パフォーマンス・ディレクターは、テオ・アダムス(代表作:イヤーズ&イヤーズ、パロマ・フェイス、FKAツイッグス等)とイギリスのプリティバードが担当し、来年ロンドンで開催予定のABBAのデジタル・バージョンがフィーチャーされる“ABBA Voyage”コンサートの制作背景も、見事にコンセプト化された作品となっている。
作品内では、実際にコンサートのクリエイティブ・チームにも関係している、学齢期の子供たちを中心に、次世代の天才たちが“ABBA Voyage”の<クリスマス・スペシャル>を意欲的に創り出す様子が表現されている。モーションキャプチャ、振り付け、衣装デザイン、舞台照明、バンドのリハーサルなどに熱意を持って取り組む姿と様子が描かれ、後半、両親と家族が到着し、雪が降り始め、想像上の次世代のABBAによるパフォーマンスが披露される部分で一番の盛り上がりを迎え、「リトル・シングス」が終了する形となる。
歴史上、最大かつ最も望まれていたカムバックを果たしたABBAは、先月の11月5日に、40年ぶりとなるニュー・スタジオ・アルバム『ヴォヤージ』をリリースし、世界のアルバム・チャートを席巻、世界主要国全18カ国で、アルバム・チャート初登場1位を獲得。現在までに、全世界でのアルバム・セールスが、早くも200万枚を突破。デジタルは累計で1億9千万回以上の再生数を記録している。さらに、アルバムのリード・シングルでもある「アイ・スティル・ハヴ・フェイス・イン・ユー」が、グループの歴史上初となる第64回グラミー賞の「最優秀レコード賞」へ選出されている。
来年2022年の5月27日には、ロンドンのクイーン・エリザベス・オリンピック・パークにあるABBAアリーナにて、アグネタ、ビョルン、ベニー、フリーダをデジタル・アバターとして見せる革新的なコンサートである”ABBA Voyage”が開催予定。
これまでの数々のヒット曲とともに、新曲「アイ・スティル・ハヴ・フェイス・イン・ユー」と「ドント・シャット・ミー・ダウン」を10人編成のライヴ・バンドとともに、デジタル演奏される予定となっている。
“ABBA Voyage”のコンサートは、ベイリー・ウォルシュ(代表作:『フラッシュバック』『ジェームズ・ボンドとして』『スプリングスティーン& アイ』ほか)が監督し、スヴァナ・ギスラ(代表作:デヴィッド・ボウイ『ブラックスター』『ラザルス』、ビヨンセ&ジェイ・Z『オン・ザ・ラン』ほか)と、ルドヴィク・アンダーソン(代表作:『マンマ・ミーア!』ほか)がプロデュースを担当。
“ABBA Voyage”のコンサート・チケットは、 abbavoyage.com にて、現在販売中。