Press Release

世界最大規模の音楽会社であるユニバーサル ミュージック グループ傘下の名門JAZZレーベル独・ECMが、ジャズ・ジャーナリスト協会 (Jazz Journalists Association) ※注 が毎年選定している「レコード・レーベル・オフ・ジ・イヤー (Record Label of the Year)」の栄誉に輝き、6月28日にニューヨークのジャズクラブ「ジャズ・スタンダード」で授賞式が執り行われました。
1969年に独・ミュンヘンで創設されたECMは、ヨーロッパ的なフリー・ジャズやクラシカルな響きを伴う透明感溢れるサウンドを特徴とし、キース・ジャ レット、チャールズ・ロイド、ミロスラフ・ヴィトラスなどのアーティストが所属しています。また無名時代からパット・メセニーの作品を制作していたことも レーベルの評価に繋がっています。ECMは今年発売されたカタログ・タイトルが1,000枚を突破し、これを記念して豪華な書籍『Horizons Touched: The Music of ECM』を刊行しました。他にもユニクロとのコラボレーションによるTシャツ販売など、ユニークな事業活動を積極的に推進しています。今年10月には結成 25周年を迎えるキース・ジャレット・トリオの新作2枚組がリリースされる予定で、いまから話題を集めています。
ECMにとって本受賞は今年1月にカンヌで開催されたMIDEM (国際音楽見本市) における「レーベル・オブ・ジ・イヤー2007」に続く2つ目の大きな受賞となります。

※ジャズ・ジャーナリスト協会：
世界各国のライター、編集者、写真家、放送関係者、映画監督、教育学者、その他メディアに関わる450名以上で構成される国際組織