2PACの伝記映画の日本公開決定!
PACの誕生日である6月16日に全米公開される伝記映画『All Eyez On Me』の日本公開が決定しました。
邦題は『オール・アイズ・オン・ミー』との表記になり、今冬の公開予定となっております。
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1996年9月、凶弾に倒れ25歳の若さでこの世を去った2PAC。
アルバム総売上枚数7,500万枚を超え、この世を去った後も未発表曲でアルバムが幾つもリリースされ全てが大ヒット。
エミネム、スヌープ・ドッグ、ドクター・ドレーが惜しみないリスペクトをし続けるなど、いまだその人気は衰えを知らない。
そして今年、2PACがジャネット・ジャクソン、チャカ・カーン等を抑えてロックの殿堂入り。
死してなおも世界中のアーティストや音楽ファンを魅了し続けている。
ブラックパンサー党員の母を持ち、黒人への差別に対する怒りを思うままにラップで表現。
成功への道のり、仲間との別れ、裏切り、カリスマ性と名声の代償、警官狙撃、名誉毀損で告訴、東西海岸抗争、そして自身の被弾―。
本作は、センセーショナルなゴシップを放ち続け、常に危険と隣り合わせにいた2PACの知られざる真実を描き、
まさに音楽映画の枠をぶち破っている。
日本でも盛り上がりをみせているラップブーム。その原点<2PAC>が、いまここに―。
世界を変えようとした若者がいた。彼の死は、今なお謎に包まれ、彼の詩は、今なお世界を変え続けている。
【STORY】
ニューヨークのスラムで生まれ育った2PAC(トゥパック・シャクール)。ブラック・パンサー党員の母に連れられ、
住まいを転々としていたため、あまり周りに馴染めない辛い幼少期を送っていた。
役者に憧れていた彼は、12歳の時にハーレムの劇団に入団し舞台デビューを果たす。
1986年、一家はボルチモアに移り住み、2PACはボルチモア芸術学校に入学。その頃から彼はラップに没頭することとなり、 数々の詩を書き始める。
17歳の時、カリフォルニアに移り住むこととなるが、その頃には母親はドラッグ中毒で家庭は酷い有様と化していた。
そんな彼はラッパーとなる夢を追い続ける。1991年に2PACの名で、アルバム『2Pacalypse Now』でソロデビューを果たし、着々とその名を上げていく。
だが、ある日彼はレコーディングに訪れていたスタジオで強盗に襲われ、その身に銃弾5発を受けてしまう。
一命を取り留めた2PACは、この事件を仕組んだのは、たまたま同じスタジオにいたショーン“パフィ”コムズとノトーリアスB.I.G. だと思い込む。
西海岸のヒップホップ・レーベルDeath Rowレコードに所属する2PACは、東海岸のBad Boyレコードのショーン“パフィ”コムズや
ノトーリアスB.I.G.をことあるごとに非難し、ヒップホップ界史上最悪の東西抗争が幕を開けてしまう。
そして遂に、1996年9月7日ラスベガスで2PACは銃撃され、その6日後の9月13日に25歳の若さで人生の幕を閉じることとなる。
監督:ベニー・ブーム
出演:ディミートリアス・シップ・ジュニア(2PAC役)/ジャマール・ウーラード(ノトーリアスB.I.G.役)/ダナイ・グリラ(アフェニ・シャクール役)/カット・グレアム(ジェイダ・ピンケット=スミス役)/ドミニク・サンタナ(シュグ・ナイト役)/ハロルド・ハウス・ムーア(ドクター・ドレー役)
2017 / アメリカ / 137分 /原題:ALL EYEZ ON ME