商品紹介
ブラームスの苦悩と喜びが刻まれた作品
ブラームスの「愛の歌」が書かれたのは1868年~69年のこと。当時のブラームスは彼が敬愛するシューマン夫妻の三女ユーリエに恋心を抱いていましたが、彼女はそんなことを知らず貴族と婚約をしてしまいます。この時に生まれたのがこの「愛の歌」と「アルトラプソディ」でした。のどかな雰囲気を持ち、気楽な合唱曲として歌われることが多いものですが、実はブラームスの苦悩と喜びがしっかりと刻まれているのです。曲自体は混声四重奏とピアノ連弾のために書かれ、のちにピアノ連弾版としても出版されています。「新しい愛の歌」は、その後1877年に書かれた続編とも言う作品で、シューベルトを思わせるのどかな雰囲気を持っています。Op.104は1888年に書かれた晩年の傑作。
曲目
ブラームス:
1
新しい愛の歌(15のワルツ) Op.65
2
5つの歌 Op.104
3
3つの歌 Op.42
4
18の愛の歌とワルツ Op.52